太もも痩せの効果がある美容整形

ダイエットをしてもなぜか太ももだけ細くならない・・という悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。コンプレックスになりがちな、ボリュームのある太ももは美容整形で細くすることが可能です。太もも痩せに効果のある美容整形には、どのような施術法があるのでしょうか。

また各施術法の効果や費用などをチェックしてみました。

脂肪が多い人におすすめ「脂肪吸引」

太ももに脂肪がたっぷりとついていて太いという場合、脂肪吸引で太もも痩せすることが可能です。脂肪吸引は文字通り、脂肪を吸引して気になる部位をピンポイントに細くできる医療痩身の1つです。カニューレという細い管を挿入し、そこから脂肪を吸引していきます。

脂肪を吸引する量はどのくらい脂肪がついているかなどで異なります。普通体型の人が太ももの脂肪吸引を行った際に除去できる脂肪の量は、左右合わせて約2リットル程度です。大きいサイズのペットボトル、1本分の量の脂肪を吸引することができます。

ぽっちゃり体型の人であれば、約3リットルから4リットルもの脂肪をとることも可能なようです。かなりの量の脂肪を取り除くことができる美容整形なので、太ももマイナス10センチも夢ではありません。また、脂肪吸引は太もも痩せの効果を得るだけでなく、リバウンドしにくい体質へと変わるのも特徴です。

脂肪吸引は脂肪細胞自体を減少させる働きがあります。この脂肪細胞が小さくなったり大きくなることで、痩せたり太ったりするのです。脂肪吸引で脂肪細胞自体の数が減れば、多少大きくなったとしても太り難くなります。

ですので施術前よりも施術後のほうが、リバウンドしにくい体質になるという仕組みです。もちろん、暴飲暴食してしまうと太ってしまう可能性はあります。ですが、太もも痩せと同時にリバウンドしにくい体質を手に入れられる脂肪吸引、太ももの脂肪に悩む人にとっては魅力的な美容整形ではないでしょうか。

メスを使わないプチ整形の「脂肪溶解注射」

美容整形で太もも痩せしたいけれど、メスを使う施術は怖い・・という場合、脂肪溶解注射を選んでみてはいかがでしょう。脂肪溶解注射はメスを使わないプチ整形の1つです。

脂肪を溶解、つまり溶かす作用のある薬剤を注射器で注入し、痩身効果を発揮します。脂肪溶解注射を行うことで、太もも部分の脂肪が徐々に溶解し、最終的には老廃物として体外へと排出されるという仕組みです。薬剤を注入するだけの簡単な施術ということもあり、美容整形初心者の人でも比較的チャレンジしやすいのではないでしょうか。

脂肪吸引と同じく脂肪細胞を減らす作用があるので、脂肪溶解注射もリバウンドしにくい体質へと変える効果が期待できます。太ももに脂肪がついている人の場合、セルライトにも悩んでいるケースが多いようです。脂肪溶解注射は脂肪を溶かす作用があるので、セルライトも同時にケアできます。

太もも痩せしつつ、セルライトも改善したいという人に脂肪溶解注射はおすすめです。

筋肉太りの人におすすめ「ボトックス注射」

太ももが太くなるのは、何も脂肪だけが原因ではありません。筋肉が過剰に発達してしまうのも、太ももが太くなる要因の1つです。元々、筋肉がつきやすい体質だったり運動をしている人の場合、太ももが筋肉で張ってしまい太く見えます。

筋肉が要因となり太ももが太いという場合、脂肪吸引や脂肪溶解注射など、脂肪に効く美容整形では細くできません。筋肉質で太ももが太いという人は、ボトックス注射が向いています。なぜかと言うとボトックス注射は、筋肉自体を小さくする作用があるからです。

アセチルコリンという神経伝達物質の分泌を抑制する、ボツリヌス製剤を使います。この製剤を注入した部位は、筋肉の動きが弱まるという効果が現れます。太ももの筋肉が大きくなっている部位にボトックス注射を行うことで、筋肉の動きが抑制され自然と細くスッキリとなるのです。

施術自体はメスを使わないプチ整形ですので、チャレンジしやすい美容整形と言えるでしょう。ボツリヌス製剤が効き目を発揮するまでには、約1ヶ月程度の期間が必要です。

ボトックス注射での太もも痩せは即効性は無いものの、徐々に細くなるのがポイントです。美容整形で太もも痩せをしたことを、周囲の人に知られたくないという人に少しずつ変化するボトックス注射は最適と言えます。

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施術別の相場をチェック

太もも痩せの美容整形を受けるにあたり、料金が心配と感じる人も多いのではないでしょうか。美容整形の費用は10割負担、さらに自由診療ということもあり費用面は気になるところです。脂肪吸引・脂肪溶解注射・ボトックス注射、この3つの施術の中で最も費用が高額となるのはメスを使う脂肪溶解注射です。

各クリニックによってはもちろん、施術法でも平均的な相場は変わりますが脂肪吸引の場合、約50万円から80万円程度かかります。脂肪溶解注射とボトックス注射の相場は、約6万円から10万円前後です。参考元…足痩せ専門:リフィート

ダウンタイムをチェックしよう

美容整形を受ける上で、必ず確認しておきたいのがダウンタイムです。ダウンタイムは術後の回復にかかる期間のことで、美容整形を受ける際にはダウンタイムを考慮して、施術を受けるタイミングなどを決める必要があります。

この3つの美容整形の中で、やはりダウンタイムの期間が長いのがメスを使う脂肪吸引です。太ももは施術の範囲が広いということもあり、ダウンタイムが長引きやすい傾向にあります。痛みや内出血といった症状は術後2日から3日にピークを迎えます。

個人差はありますが1週間ほど続くと考えておくと良いでしょう。一般的に術後2ヶ月から3ヶ月程度すると、症状は落ち着いてくるようです。メスを使わないプチ整形の脂肪溶解注射とボトックス注射にもダウンタイムは存在します。

脂肪溶解注射やボトックス注射といった、注入系のプチ整形で注意しなければいけないのは内出血です。注射針によって血管が傷つき内出血を起こします。内出血が消えるまでにかかる期間は、約1週間から2週間程度です。

また個人差はあるものの施術後、約2日から3日程の間は筋肉痛のような痛みを感じる人もいるようです。

クリニック選びのポイント

施術を受けるクリニックを選ぶ際、いくつか押さえておきたいポイントがあります。まず確認しておきたいのが症例数です。数多くの患者さんに施術を行ってきたクリニックであれば、1人1人異なる太ももの状態に合わせ適切な施術を行えると考えられるためです。

また、カウンセリングが充実しているかもチェックしましょう。メスを使う脂肪吸引だけでなく、プチ整形の脂肪溶解注射・ボトックス注射も美容整形にはかわりありません。患者側としてはやはり、不安もつきまといます。

不安な点や疑問に感じていることを相談したとき、親身になって説明してくれるクリニックであれば、より安心して施術を受けられるでしょう。また、実際に施術を受けた人の口コミを参考にするのもおすすめです。